おまとめローンにもデメリットはあります

おまとめローンは各社ローンをまとめるために役立ちますが、上手に利用しないと返済期間が延びただけかもしれません。
返済期間を1ヶ月先延ばししても、その後は今までと同じ状況が戻ってきます。
確かに低金利ローンでまとめれば支払いを減らせますが、金利が変わらないようではあまりメリットはないでしょう。
また債務整理を検討している場合も、おまとめはしないで直接弁護士に相談したほうが簡単に解決できます。
おまとめした直後に債務整理をするのはマナーとしても好ましくなく、新規の業者に対して損失を与えてしまう行為になってしまいます。

おまとめローンを利用する上で考えたいのは、一本化することでデメリットがないことなのです。
デメリットのほうが大きくなる、またはメリットがほとんどない状況では一本化する必要性は感じられないでしょう。
今までより金利を低くできる、借入先が3社以上である、といった状況ならおまとめローンを検討してみるのも手です。

おまとめの利用パターンとして圧倒的に多いのは、消費者金融から銀行ローンへの乗り換えなのです。
ノンバンクローンはどの業者から借りても、金利に大きな違いはありません。
そのためノンバンクから借りている方は、今よりも低金利で借りられる銀行ローンを選ぶのが一般的です。
銀行なら全般的に低金利ですが、一つの目安として15%よりも低い金利で借りられるところを選ぶのがよいでしょう。
金利が低くて困ることはないので、将来の支払い額も考えながら決めていくとよいです。